将来を考えたアパレル業界からの転職

「mikajiブログ」管理人のみかじと申します。

わたしは現在30歳、2年前にアパレル業界から某通信販売の企業へ転職し、現在はOLをしています。

今では毎日が充実しており、お給料も前職から大幅アップ。
インプットの時間が圧倒的に増えた為、前職ではできなかった事にどんどん挑戦しています。
10キロマラソン、資格取得、座禅、朝活、ブログ・・・。

アパレルには新卒から働いて6年半勤めました。
とても大好きな会社に入社したからこそ、転職にはとても悩み、資格も知識も経験もないところから異業種への挑戦は本当に勇気がいりました。

たくさん悩んだし、不安がわかるからこそ簡単に転職すればいいとは言えませんが、わたしの場合は転職して良かったと心から思っています。

同じように転職を考える人のきっかけになればと思い、アパレル時代から現在に至るまでの経緯を何回かに分けて書いていきます。

この記事がオススメな方
  • アパレル業界からの転職を考えている方
  • 異業種への転職に勇気がない方
  • 将来の働き方に悩んでいる方

目次

そうだ!転職しよう!漠然としたアパレル業界への不安

わたしが勤めた会社は、手作りとか人の繋がりをとても大切にする温かみのある会社でした。

新卒から2年間はショップ店員として働き3年目からは、かねてから希望していた本社へ異動。ネット通販を担当するようになりました。

正直、わたしが入ったブランドは知名度も低く、新卒で入社した時には既に赤字ブランド。
わたしが会社を辞める2年前くらいには、そろそろブランドが無くなるなんて噂もチラホラ。
入社時は5人いた同期も3年目からはいよいよ2人。

本社への異動を希望して、やっと叶った道だったのに。
本社へ異動してからは、35歳を過ぎた先輩達が“いつまで働けるか”なんて話をしている声が聞こえる。
独身組への風当たりも強い。
働く環境を見ると40歳まで働いてる人たちは数少ない。

あれ?わたし、このままアパレルでやっていけるのかな?

そんな漠然とした不安が募ってきました。
それが転職を考えたきっかけです。

みかじの経歴~20代未経験異業種への転職~

“このままアパレルでやっていけるのか”という漠然とした不安が転職のきっかけにはなりましたが、それ以前から転職というワードがずっと頭の中にありました。
とはいえ、転職できるほどのスキルや資格は何もなく。
その頃は本当に将来に対して不安しかありませんでした。

この記事を書くにあたってわたしの経歴を簡単に紹介します。

  • 新卒でアパレル業界へ入社
  • 2年間の販売員を経て本社勤務
  • 4年間ECサイト運営

ちなみに持っている資格は運転免許証のみ。
エクセルやワードは使えない。
4年間もECサイトに携わっていたにも関わらず、WEBサイトに関する知識は0でした。
会社全体がアナログな会社だったので、その環境に甘んじていました。

転職を考えた4つの理由

スキルも資格もない私がそれでも転職に踏み切ったのは、今の環境で長く働き続けている自分の将来が想像できなかったから。
ショップ店員から本社勤務へと異動した後も、将来への不安は消えることはなく・・
会社の状況や情報がリアルに分かるからこそ、将来の働き方への不安は増す一方でした。

前職の同僚と会うと、だいたいみんな同じ悩みを抱えていて相談を受けることが多くあります。

お給料

専門学校を卒業して販売員になったのですが、正直お給料はとても低かったです。
幸い、わたしは実家暮らしだったので、社販で洋服を買っても食いっぱぐれる心配はありませんでした。
ですが、社販で新しい洋服を購入し続けなければいけない状況は、一人暮らしをしていた同期たちにとっては死活問題となり、暮らしていけないと言いながら、早々に辞めていきました。
だんだんと洋服のために働く自分に疑問を感じ始めたのが、転職を決意した瞬間です。

一日中立ち続ける体力

とにかく毎日一日中立ち続ける。
1番辛かったのは、お客さんのいない時間にも常に動き続けなければいけなかったこと。
何回もたたみ直したり、掃除をしたり、ストック整理をしてみたり。
セール時期には締め作業に時間がかかるので、終電で帰宅なんてこともしばしば。

先の見えない働き方

このブランドで、この会社で、何より年齢的にいつまで店頭に立てるのか。
本社へ異動した後の働き方は?
色々な事が頭をめぐり、40代50代で働いている先輩達がいない状況で、長く働き続ける姿が想像できませんでした。

シフト制の働き方

友人と遊ぶにも土日休みの友達が多く、販売員時代は休日は一人で過ごす事が多くありました。
平日休みのメリットはもちろんありますが、不規則な生活のせいで常に体調が悪かったです。
本社へ異動してからも、セール時期はお店に立つことが多くありました。


声掛けが苦手なアパレル店員時代

 

 

服飾の専門学校に通っていたのですが、わたしの専攻していた課の進路は、大体みんなショップ店員かスタイリストのどちらかに進みました。

わたしも、服飾の専門学校に頼み込んで通わせてもらったからには、アパレル業界へ就職しなければ!という気持ちがあったので、自然な流れでした。

知らない人に話しかけるのは苦手。服屋で店員に話しかけられるのが苦手。

そんなわたしがショップ店員。果たして務まるのだろうか?
案の定、入社したての頃は店長にビシビシ怒られていました。

「お客様へ話しかけろ!話しかけたからには最後まで接客しなさい!」

今思えば当たり前ですが、その頃は毎日毎日とてもしんどく、早く一日が終わればいいと思っていました。

そんな毎日でも、“あー。この方は話しかけられるの苦手なんだろうな”“この方はお話するのが好きな方だな”とか、
わたし自身が店員さんに話しかけられるのが苦手だからこそ、距離感を大事にしながら接客することを心がけていました。

ショップという狭い世界での人間関係

わたしが配属されたお店は、4人で毎日のシフトを回すという、小さなお店でした。

店長と、副店長、新卒2人の構成でしたが、わたしの同期は、入社前からアルバイトで働いていた為、わたしにとっては“ほぼ先輩”でした。

同期からも、“お客様がいなくても笑顔だよ!”って言われる。
段取りが悪ければ、“mikajiちゃんわかってる?”って怒られる始末・・
わたしは昔から要領が悪く、すぐに覚えられないタイプ。
店長からは毎日毎日怒られ、マイナスのループへ。

萎縮して空回り→怒られる

そんな中でも徐々に仕事にも慣れていきました。
仕事も覚え始め2ヶ月過ぎた頃からです。

あれ?店長の様子おかしくない?

わたしと同期が異変に気付き始めました。
それからでした。店長の出勤時の機嫌で、私たち2人はその日一日中どちらかだけが無視されるという地獄の日々が始まりました。

今日はどちらか。。毎日毎日ロシアンルーレット状態でした。

決して本社には伝わることのない、狭い世界での弱肉強食。

副店長でさえ、いつ自分が無視されるかわからないと、新卒2人に助け舟は出してくれませんでした。
そんな日々が4ヶ月。同期とわたしに転機が訪れました。

さて、次回は地獄の日々からの脱却編をお送りします。

将来を考えたアパレル業界からの転職〜入社1年目の人間関係〜

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