【経験談】視界の一部が欠損?目の前がチカチカ?偏頭痛による閃輝暗点だった話

mikajiブログ管理人のみかじ(@mkj_61)です。

中学生の頃から、片頭痛に悩まされています。
一時期は、2日に1回は起こり日常生活もままなりませんでした。

特に20歳を超えた頃からは仕事のストレスも重なり、毎日薬を飲むように・・
次第に片頭痛が起こる前には、視界がぼやけたりギザギザが見えたり欠損し始めるようになってきたんです。

脳に異常があるのかも・・と不安になりました。
その時の体験を書いていきます。

同じ境遇に悩む方の参考になればうれしいです。

目次

視界が欠損!片頭痛起こる直前の予兆閃輝暗点

中学生の頃から、ストレスや疲れが溜まると激しい目の痛みと頭痛に襲われて、嘔吐することがありました。
その頃は、頭痛が当たり前でみんなも同じ症状なんだと思っていました。

だんだんと、みんなの頭痛はズキズキっとして市販薬を飲めば痛みも治る。
それに、そもそもそんなに頭痛が起こらないことに気づきました。

学生時代は、突然の激しい痛みに襲われるのが頭痛の開始でした。

閃輝暗点の始まり

社会人になって間もなく、バスに乗っていると急に視界の一部分黒く塗り潰されたように見えなくなったんです。

どんなに見ようとしてもその部分の文字が読めない。
徐々に視界の端からモザイクのようなキラキラまで現れる。

あー、とうとう脳がやられた

その時の気持ちは今でも覚えています。
とにかくとっても怖かった。

30分ぐらい経つと、激しい頭痛と嘔吐。
立っていられないけど、眠ることもできない。

近くの商業施設のトイレに駆け込んでひたすら嘔吐。
なんとか自宅まで辿り着くと、トイレと布団を行き来して頭痛が治まるのを待つのみでした。

視界が欠け始める閃輝暗点。恐怖の頭痛がやってくる

アパレル業界からの転職でも書いたように本社勤務をし始めたころ、売上というストレスで2日に1回は片頭痛で早退するように。

仕事をしている時や通勤の途中、ショップで手伝いに行く電車の中、友人と遊んでいる時。
片頭痛が引きおこるシチュエーションは様々でした。

予兆が起こるたびに、30分後に絶対に発症する激しい頭痛と嘔吐。

とにかく吐き気と嘔吐が収まり次第、ひたすら眠ることしか対処法がないのに、外出中では眠ることができない。

頻繁に早退する私に対して、上司には「また?」って聞いてくる。
そんなのわたしが一番思っている・・また頭痛?って。

最終的には、一時間ほどトイレで吐き続ければ頭痛が治まってくることが分かったので、とにかくトイレでひたすら地獄の時間が過ぎるような日々でした。

後輩の紹介で頭痛外来へ

職場の後輩が、たまたま同じ症状だったことが判明し、通っているという頭痛外来を教えてもらいました。

新宿にある頭痛外来へ行くと、キラキラしたり視界が欠損する症状が片頭痛による閃輝暗点というものだと知りました。

閃輝暗点(せんきあんてん)もしくは閃輝性暗点(せんきせいあんてん)とは、片頭痛の前兆現象として現れることが多い視覚の異常で、定期的に起こる場合が多い。

参照:wikipedia

わたしの場合は、激しい頭痛の前兆で、30分前ぐらいに発症します。
モザイクやキラキラが現れたり、視界の一部がぼやけたり黒く塗りつぶされたような症状が現れます。

病院ではCTも撮って脳に異常がないことを確認。
今まで名前のわからなかった頭痛の前兆も、その時初めて“閃輝暗点”という名前がついていることも知りました。

頭痛外来では、閃輝暗点が発症した時に飲む薬と普段から飲む薬の両方も処方されました。
しかし、以前別の頭痛外来で頓服薬を飲んだ時に、息が出来なくなり冷や汗が出るという恐怖体験をしたので、トラウマに。

たまたまその先生が、以前通院した頭痛外来の先生の教え子だった事もあり、教わった薬の服用タイミングを伝えると、その先生から衝撃の発言が。

飲むタイミングが違う!
あいつは、まーたきちんと伝えてないな!

どうやら伝えられていた服用タイミングは、飲んではいけないタイミングだったようです。

あの時は本当に死ぬかと思ったし、同時に薬の怖さを目の当たりにした日でした。
同時に信頼できる病院できちんと診てもらうことも大事だと思いました。

まとめ

日常生活に支障をきたすような頭痛はとても辛いもの。
閃輝暗点の症状が初めて出たときはとにかく怖かったです。
頭痛の種類もたくさんあるので、不安な方は一度頭痛外来でしっかりと診てもらうと対処法が見えてくる場合もあるので一度受診するのがおすすめです。

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